teamカノン-戦場を駆ける絆-?

リゾート  2008-11-25投稿
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午後一時、全校生徒が校舎内に入り一時間くらい経った。
教員がマニュアルどうり一番近い自衛隊駐屯地に連絡をするも通じず、もはや孤立状態。
みんなは予期せぬ事態に困惑していた。

-ピンポンパンポン-

「現在、当校は完全な孤立状態であります。」
校長の声だ。
「ただいま、自衛隊への連絡を試みているものの回線が切られたようです。」
周りから一気に悲鳴似た声が上がる。
「しかし、自衛隊への定時連絡が切れると自衛隊が駆けつける事になっています。なので、安心してください。」
周りから落胆のような安堵のようなため息が重なる。
「定時連絡が切れても自衛隊が気づいて動き出すまで、最低でもって1日は掛かるな。」
宏が話し掛けくる。
宏は軍事オタクなので、こういう話はヤケに説得力があった。
「ここは、自衛隊への駐屯地に近いから良い拠点になる。
僕が思うに最低でも爆撃から半日中に突撃してくるだろうね。
ここは学校だから、もっと早いかもね。」
そういう話を聞くと流石に怖くなった。
何気ない日常がまるで映画のようにも、代わろうなどと誰が思っただろうか。
刻々と進む時計の秒針が憎たらしく思えた。



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