君へ
ねぇあなたが居たから私は待てた。
あなたが居ると信じてたから私は待てた。
ねぇ、待っててくれてありがとう♪
1章〜別れ〜
92…95…102…109あ!あった!もう一度自分の番号とあわせて見る。109、109。お母さんが横で飛び跳ねている。この合格が一生涯最高の恋をするきっかけだった。
野山春奈(のやまはるな)12才 6年生。つまり、私は中高一貫の学校に受かったのだ。
喜びと、同時に他の人の事も、気になった。私の友達で、受けたのは3人。最初に帰って来たのは、立花葵(たちばなあおい)内容は、『受かったよ!はーちゃんは?』だった。私はすぐに『OKうちも合格です』と、返信した。次に2人いっぺんに返事が来た。厳木サツキ(きゅうらぎさつき)と、大谷淳美(おおたにあつみ)2人とも合格!!やったこれで高校までずっと一緒!
そう、ずっと一緒のはずだった…。