眠れない夜、誰の気配もない部屋に
自分だけの心を素直には置けなくて
誰かの声、探している
数日前の、君の足跡
楽しかった時間
あっという間に過ぎてしまった
温もりはもうないのに
なぜか君のいた場所に座ってしまう
温もりなんてないのに
私一人では広すぎて
勝手に想ってしまう
あの日、君と過ごした時間を
忘れそうな声を
だから電話で
確かめずにはいられなくて
眠れない夜に
君の声だけでも