黄色い光と、淡い影とが伸びて重なりあっている
君と歩いたあの道
あの時間
日が落ちる前が、まだ長くて
伸び切った黄色い光は、
僕らを照らした
貴重な時間に、君はただ
何を言うでもなく
僕の隣りにいてくれた
楽しかった日常を、一生懸命話す僕の顔を
時々覗き込みながら君は
一緒に歩いてくれた
ずっと一緒に歩いてくれた