『あっ…えっと?宮本さんて…いや、なんでもない。』
『広瀬ってなーんか優柔不断ってか、ハッキリもの言わないよねー』
お前に言われたくないよってか、ズケズケ言い過ぎなんだよ。
『で、何?』
『いや、いつも学校終わる度にクラスの子誘ってんなと思ってさ、』
『広瀬この後用事ある?
『いや、別に無いけど』
『じゃ、付き合ってよ』
『へっ?』
『だーかーらこの後 暇なんでしょ』
だよなーちょっと期待してしまう自分が悲しい
『わかった、で どこ行くの?』
『明日から、夏休みだよね私の家で合宿するから買い出し』
『えっそうなんだ、で何人くるの?』
『えーと、8人ぐらい?かなぁ、広瀬もくる?』
『あの男だよ僕』
『あのねー前から思ってたんだけど高3にもなって‘僕’って、オレ でしょ。お・れ』
『じゃ、行こう』
『うん』