記憶

キイトイ  2008-12-02投稿
閲覧数[306] 良い投票[0] 悪い投票[0]

忘れようとしているわけでもないのに、記憶は次第に薄くなり


あの日

描いた夢さえも


初めから無かったことになっている


目を閉じて

過去にかえっても


あなたはもう


そこにはいない


目を閉じて


記憶を辿っても


途切れた糸は


行く先を失い、ただ

漂っているだけ


それでも


何度だって


過去を作って


過去を見ようとしてしまう


あの日描いた夢は、過去にはもうなくて

やり直しなんてきかないのに



違う未来を見れなくて



消えそうな記憶を見ようとしてしまう





投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 キイトイ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ