眠れぬ夜は君のせい〜27〜

ユーリ  2008-12-03投稿
閲覧数[418] 良い投票[0] 悪い投票[0]

高原に到着した。


車から降りて空を見上げた。


夜空には沢山の星、満天の星空のじゅうたんができていた。


『うわあー!すっごおーい!!』


佑典と手を繋いだ。


今にも夜空から溢れた星が落っこちてきそうなくらい。


あんなに沢山の星を見たのはあの夜が初めてだった。


流れ星、あんなに沢山だと思わなかった。


空一面に星が流れて、まるで夢の中に居るみたいだった。



願い事を言わなきゃと思ったけど、こうして佑典と二人ここに居る事に感謝した。


佑典と居ると、どうしてこんな気持ちになれるんだろう。


佑典を見た。


佑典の頬を一筋の涙が流れた。


その涙を見た瞬間、私の胸は張り裂けそうになった。



カミサマ、ボクヲスクッテクダサイ。



佑典の心の声が



聞こえたんだ。






i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ユーリ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ