波打ちぎわ

泣き虫リーダー  2008-12-03投稿
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まるで波打ちぎわの様に、次から次へと悲しみが押し寄せてきていた…

返事こそ無かったものの、すっかり安心しきっていた自分が悔しかった。

なんとか平静を保っていたが、振られた理由を自分の中で整理することで精一杯だったが、彼女に直接聞きたくてその夜電話をした。。。

電話に出た彼女は今までとは違い、明らかによそよそしく以前のような雰囲気はまるで無かった。
早く理由を聞きたかったが、聞く勇気が無くなるほど彼女の声が冷たく感じた。
その後の会話はよく覚えていない…内容なんてどうでもよかった…
その時の心境は理由を聞く事で精一杯だったが、彼女ははっきりとした理由は語らなかった。でも、自分の中で答えを見つけていた…
この前のキス…彼女はその瞬間、この人は違うって気付いてしまったんだろう。いままで自分の気持ちを押さえていたが、はっきりしてしまった。

自分自身に大きなショックと情けなさが、大きなうねりとなって押し寄せていた。。



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