Determination 13

ハル  2008-12-03投稿
閲覧数[109] 良い投票[0] 悪い投票[0]

結衣が手紙を読み終えるころ、俺の目からは、いろんな思いの涙がでてた。
「これから先は、二人で頑張ろう」
結衣がそう言うと、俺は結衣を抱きしめた。
長かった二年。一気に縮まった気がした。

突然の結婚式に驚いたけど‥俺は幸せです。


式は挙げれたけど、入籍するかはまだ悩んでる。
体調が良くないから。
籍いれて、俺が死んだら、結衣は‥‥‥いろんなこと考えたら、どうするのが二人にとって、いいことなのかわからなくなった。

結衣と一緒にいたい気持ちだけある。それじゃだめなんだろうか。

今朝、不思議な夢を見た。夢に小林がでてきて、七色みたいな色の川を、ボートに乗って、渡っているって言う夢。にこやかな顔して、俺に手を振ってるんだ。俺も手を振ったら、すごく眩しい光がおきて‥目を開けたら、もう小林がいなくなってて。目が覚めた時、すごく体が熱くなってた。小林がなにを言いにきたのかわからないけど、俺達を祝福してくれたのかな?

そう思えたんだ。


点滴が一つ増えた。
今日は結衣がくる。
待ち遠しいな。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ハル 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ