僕は弱い駄目人間だ
明日きてくれるよね
彼女は崩れそうな顔で笑ってみせた
うん
僕はうつ向きいて消えそうな声で返事をした
彼女の顔なんて見れなかった
見たら彼女より先に僕が崩れてしまいそうで…
バイバイ
僕はうつ向いたまま自転車に股がった
振り返っらず僕は逃げるように家まで全力で自転車をこいだ
家に帰り
部屋に隠った
そして携帯の電源をOffにした
次の日
約束の時間に僕は彼女を見送りに行かなかった
本当は今すぐにでも彼女の場所に行きたかった
でも最後の最後にカッコつけた
泣いてる自分を見せたくなかった
行ったら絶対に彼女が遠くに行くのを止めてしまう
そう思うと何故か涙がでてきた
涙が止まらなかった
何時間もたって僕は携帯の電源を入れた
一通だけ彼女からメールが届いていた
4年後は私を迎えにきてくれますか?
僕はまた涙が止まらなくなった