駄目女

F丸  2008-12-05投稿
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私は弱い駄目人間だ


明日きてくれるよね

私は崩れそうな笑顔で問いかけた

うん

彼はうつ向いて返事をした

彼は
バイバイ

と言って
振り返っらず
自転車ではしりだした
彼が見えなくなったとき何かが音をたてて崩れ落ち

一人泣いた
人目なんてきにせず大粒の涙をながして泣いた

家に帰り泣きつかれて寝てしまった


次の日
約束の時間に彼は見送りに来なかった

本当は今すぐにでも
全てを投げ出して彼氏の場所に行きたかった

もし彼氏が此処に来ていたら夢なんか捨てて
彼氏の元に逃げてしまおう
そう思っていた弱い私がいた

何故か涙がでてきた

涙が止まらなかった

また人目なんて気にせずまた大粒の涙を流した

出発のじかん私は彼にメールを送った


4年後は私を迎えにきてくれますか?

そうメールを送った
そして不安いっぱいの一人の道を歩みはじめた

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