毎日毎日くだらねぇ繰り返し。
学校行ったってつまらねぇ教科書持たされてオヤジのくだらねぇ話を聞くだけ。
バイトも長続きしない。
毎日が退屈のかたまりだ。
って言う連中が六人。うちに集まってタバコ吸って、昼間から酒飲んで、マンガ本読んで時間を潰してる。
こいつらは小学校のときからの仲間。ずっと付き合ってきた。
ただ…ある日の一言から、こんなにも人生が変わるなんて、誰が思っていたか…
「おい!ヤス!ジャンケンで負けたら罰ゲームでタバコ買ってこいよ!」
ーーーーーゲームスタートーーーーー
ジャンケンポン!
いつも言い出しっぺの太一が負け、買い出しに行かされていた。みんな腹を抱えて笑った。
「おもしれーあいつ!いっつもまけてね〜か?」
「この勢いであいつにエロ本も買わせてみようぜ!」
太一がタバコを持って帰ってきた。
「はぁ…だり〜。」
すると純が「はいみんな〜負けたら罰ゲームね〜いくよ〜」
ーーーーーゲームスタートーーーーー
ジャンケンポン!
珍しく純が負けた。
どぉやら言い出しっぺが負けるという法則がアルらしい…