空色少年

コウ  2008-12-07投稿
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私は……

あんまり小さい頃のことは

覚えてないけど……。


今の関口君の話を聞くと、


関口君に魔法をかけたのは


……私?



それって…


つまり……



「……、楠木さん」


「ん……えっ!?」



「そろそろ授業終わるし…

戻ろっか?」


「あ…うん、そうだね。

ごめんね、

ボーッとしちゃって…」



「謝ることじゃないよ」


そう言って

やわらかく笑う関口君。



よく笑うんだなぁ、

関口君って。



私は関口君に背を向けて、

ドアノブに手をかけた。


その時…


「あっ…

楠木さん!!!!!」


突然、大きな声で呼ばれた。



つづく》



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