ディフェンド ”王女現る” 16

 2006-06-21投稿
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 「舞様が危ない。じゃぁ、助けなきゃ!」
 「俺達も協力すればいいんだよな?」
 翔が啓吾達に問う。
 「あぁ。そぉすれば、舞も助かると思う」 
 「じゃ、俺達も協力してやるよ」
 翔は、ニッとして言う。
 「あぁ、頼んだぞ!」

 ―舞がいる城―\r
 啓吾達は、翔達に案内されて城に訪れた。
 「ココが舞がいる城なのか・・・」
 「あぁ。この最上階にいるはずだ」
 怜は上を見上げた。
 「早く、舞のところに行かないと!」
 「あぁ、をぉだったな!!」
 と、言って2人は駆け出した。
 「なんだ!御前達は!!」
 城の入り口から警備員が出てくる。
 「舞に用があんだよ!」
 啓吾が言う。
 「無礼な!舞様を呼び捨てなど!」
 「とにかく、舞を読んでください」
 怜は男をにらみながら言う。
 「御前ら、2度も舞様を呼び捨てに・・・」 
 「何事だっ!」
 城の入り口から、長いドレスを着た女の人が出てくる。
 「ま、舞っ!!」
 出てきたのは啓吾の仲間だった舞だった。
 「舞様!こいつらが勝手にココに・・・」 
 と、男が言うと舞は啓吾達の方を見る。
 「何のようだ?」
 「・・・貴女が持ってる闇夢玉を渡してほしいの」
 「あぁ。あれの事か・・・。でも・・・」 
 舞は啓吾たちをにらむ。
 「あれは渡せない!私の望みを叶える唯一の方法だからな!」
 「そ、そんなっ・・・」
 「じゃ、戦うしかねぇのかよ・・・」
 舞の周りに何十匹という蝶が集まる。
 「絶対に、渡さない!!」



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