「あのさ、さ佐緒里は何で、入んないの?調子悪いの?」
「本当、…だから私、あれだから」
「えっ、あっ、ご ごめん」
「歩夢、水着取りに、帰る?」
「あ 俺、泳ぐの苦手だしいいよ」
「それよかさぁ、夏休みの宿題始める?」
「4人仲良く入ってるから、多恵さん、あれ?
多恵さーん」
「はい」
「申し訳ないけど、楽しんでるみたいだから、飲み物と何か持っていってあげて」
「分かりました」
「じゃ歩夢、数学お願いね。私漢文の方やっていくから」
-プール-
美砂 「あね2人入らないみたい」
亜紀 「多恵さんが勉強始めてるって」
剛吐「いいじゃんまだ、休み始まったばっかだし楽しまないとさ」
和馬「……俺、休憩!飲み物もらい!」
美砂 「これからどうする」
亜紀「何が?」
美砂「だって私、剛吐と旅行に行く前に表向きに来ただけだし…。亜紀だってそうでしょ?」
亜紀「そうだけど私達、行き先まだ決めてないし」
和馬「別に行き先なんてどこでも、いいんじゃねぇ。」
美砂「私達、夕方には出るからじゃ後よろしくね」
剛吐「悪いけどたのむわ」亜紀「…。」