初恋

 2006-06-21投稿
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「華…ぁいし…て…るょ…」
ピーーーー…
『嘘…拓ッ!!?何やってんの!!?ねェ!!目ェ開けてよぉ…』

何時も拓の体を揺すった。でも拓は目を開けてはくれなかった。。

『拓ーーーーッ!!!!』



【初恋】

『拓…』

今日は拓の命日。


拓が亡くなってもう一年…


あたしの傷は…



まだ癒えてない。



「華ッ!!?行くよ。」

親友の千晶に言われてふと我に帰る。

『ごめん!!』

あたしはその場から走って千晶の元へ向かった。





今日はクリスマス。
普通なら,恋人達が街に賑わっている。その中にあたしと拓もいるはずだった。


一週間前カラプレゼント何しようか決めて…
当日は,二人でてを繋いでクリスマスツリーを見るはずだった。



『ごめん…ごめんね…あたしが拓に言わなきゃこんな風になってなかったのかな…ぅう…ふぇ…』


あの時の事を考えると涙が溢れて…


ろくに夜も眠れない…


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