カオス オブ ディアボロス 〜精霊の星〜?

リョック  2005-11-12投稿
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ペイルというものが、寝返ってきた、という報告があった。
「羽飛殿、今回の寝返り、どう思われます?」
「私は大丈夫だとは思いますが、何故そのようなことを?」
「いや、なんとなくです。気にしなくて結構です。」
羽飛はにやっとわらった。
「そういえば、間者の報告によるとグリンガムは
重兵器を集めているそうです。
これで、私の策は決まりました。火攻めです。」
羽飛は少し驚いたようだったが、何も言わなかった。
「これはその日の、武運に掛かっています。
敵は、船でこの大陸に攻めてくるはずです。
だから、50艘ほどの小船に柴草を詰め敵の船へと流すのです。
そして、火薬庫に小船を向わせ、火矢を放つ。
これでこちらが風下ではなく、風上であれば、勝てます。」
「それはいい作戦だ。すぐ殿にお話しようではないか。」
羽飛はすぐに出て行った。
キールは地図を眺め、また海の流れを調べていた。

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