ここは、荒れ地だ。 人は消え失せ、なにもかもが灰になりかけていて、太陽は淀んでいた。 ・・・何故だろう? そんな考えが何度も俺の脳裏を霞めた。 多分、今の世界を生きてる人間には誰も、もちろん俺にも、この答えには辿り着けないだろう。 ・・・でも、 ”周りには誰もいない”、それだけは俺も知ることが出来た。 俺は今日も淀んだ太陽の下で生き延びている。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用