青春がついて来る [短編]第1話

シュン  2008-12-10投稿
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「学校って楽しいな(^-^)」

授業に参加せず、外の景色を眺めている奴。

そう、こいつが主人公 大森 駿介(オオモリ シュンスケ)。
通称 シュンだ。

学年のほとんどの男子も女子とも話せる奴だ。

なぜか皆から「お前すごいな!」とか言われる。

別に自分は凄いとは思わない。

でもその理由が最近わかってきた。
それはクラスメートの内田 奈美(ウチダ ナミ)。
通称 ナミだ。

ナミは男子の中で『女ボス』と呼ばれている。
目付きが鋭く、怒らせてはいけない人物の一人だ。

でもシュンはそんなこと屁とも思っちゃいない。

だって普通に「お前何しよんの?」と普通に見下している。
だから「お前すごいな!」と言われる。


そんなシュンには好きなことが2つある。
1つはスポーツだ。特にサッカーが大好きな少年だ。
ポジションはGKで、腕前はなかなかだ。島宗市選抜、大分県中央選抜の経験があるからだ。

シュンはサッカーのことについて語っている。
「サッカーは俺の人生だ。何よりもサッカーが好き。」

そう語るシュンはいつものシュンではなく、目が輝いていた。

シュンは大好きな子よりもサッカーを愛しているのだ。

その大好きな子というのは藤井 麗華(フジイ レイカ)。通称レイカだ。
レイカは学校1カワイイ女子だ。

そう、もう1つは恋愛。

シュンとレイカは中学3年連続でクラスが一緒ということもありとても仲が良い二人だ。
その二人は今クラスの席で前後の関係だ。

シュンはいつもドキドキしている。
目の前にレイカが座っているからだ。
「超可愛いレイカが目の前に座っている。」
毎日こんなことを考えていたら学校は楽しくてたまらないだろう。

でもレイカには好きな人がいる。
それは金島 智樹(カナシマ トモキ)通称トモキだ。

シュンとトモキは出身小学校は違うものの、サッカークラブが一緒。

そして中3前にクラブチームを辞めたシュンがサッカー部に入部し、再びチームメイトとなり、昔からお互いを知っている仲だ。

なんか嫌だ。

レイカの好きな人がすぐ身近にいる。
シュンはちょっとトモキを避けるようになった





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