ランプ少年は、いつも教室で、つまらなさそうにしていた。
クラスの連中はみんなクダラナイと思っていのだ。
放課後自分の落書きがされた黒板を消していると、隅の方に、とある住所が書かれているのに気付いた、とても不思議に思った。 学校の帰りに住所の場所へ向かう事にした。その道は今まで見たことのない風景でいっぱいだった、不安もあったが、なぜかワクワクする気持ちもあった、無我夢中で歩いたので、どれぐらい歩いたかは分からない程だった。
そしてたどり着いた、そこには古い西洋風の建物だった。
近づいてみると、『入り口』と書かれた大きな扉があった、ランプはゆっくり開けた、そこには古びた螺旋階段があった、回りは暗くよく見えない、入り口にはランタンが一つ置いてあった。
ランプはランタンを手に取り、恐る恐る上がって行った。
何段も登っているのになかなかたどり着かない・・・ランプは不思議に思った、上の方をランタンで照らしてみるが、果てしなく続いていた、
『やっぱりおかしい』と気付いた、その時・・・上の方から、激しい光が差し込んできたのだ!