余るほどに長いと思っていた時間は
終わってみると、
あっという間で
最後の一日は、あなたを忘れまいと
必死で心に焼き付けた
後悔しないようにと、やりたいことを
やったつもりが、満たされなかっただろう
その顔を、ただ
ただ私は見つめた
逢いたくて
逢いたくて
そばにいたくて
戻らない時間を数えた
あなたが見た風景は
どんなだっただろう
ここで一緒に感じた風は
優しかっただろうか