来年の1月で39才を迎える。
普通の39才の男なら,会社ではそこそこの役職について,結婚して…子供もいて,それなりの家庭を築いてるだろう…
それが幸せか?と訪ねられれば,もった事の無い自分の家庭と云うのは想像の域を超えないが,独り身よりは幸せだろうと思う。
最近…若かった二十代の頃の事ばかり考える。
…そして改めて今の自分を悔いいるのである。 何故なら,二十年前のままの生活で,定職にもつかず,安定した収入も無く,彼女も出来ず,糖尿病になり,ただ,無駄に年を重ねているに改めて自分自身が情けなくなる。
頭の中が二十歳の頃と変わらず,ダラダラとその日暮らしをしている。
身体は年相応に衰え,社会に適合出来ない自分が居る…
夢と現実,理想と現実,現実と実行力…全てが噛み合わないまま年を重ねている。
俺は何をしたいのだろう…
俺は何になりたいのだろう…
俺は何処に向かっているのだろう…
四十手前のオッサンが尾崎豊みたいな事を考えている。
実は解っている。
何をすべきか,何処へ向かうべきか…
考えとはべつに身体が動こうとしないのである。
俺自身の全てが腐っている。
人間として腐っている。