「・・クスクス。」
遠くで小声とケータイ
支配しきれないカーテンからこぼれだす光が、
酸欠ぎみでパクパクして今にも浮かぶ金魚がいる教室へふりそそる。
その死にそうな金魚に酸素を送る機械仕掛けの音に慣れた角机に座るのが僕。
目があった金魚に
「その汚い水ですら箱とオマエを満たすことはない。うらめしい顔すんな」 と小声で変に皮肉った。
おれは今 青春という義務に悩んでいる。
なぜならスポーツ、恋、悪い夜遊びetc そのような義務を楽しんだことがない。そもそも楽しみたくもない!
なぜ経験しなければかわいそうなのか
押し付けないでくれ
暗いとかマイナス評価するな