残した言葉は鮮明で
伝えた答えも単純で
なのに僕は今も、もがいている
言葉にするのは簡単なのに、
やっぱりできない
青い光が白い光と出会い、語り合っている
真っ暗な空間に浮かぶ
幻想的な世界
できないと誰が決めたのだろう
それを見つめながら、僕は思った
僕はやっぱりできない
あまりにきれいな青と白の世界に
一瞬、我を忘れそうになるが
できないと決め付けている自分はまだそこにいた
やってみよう、簡単なことだから
僕にはできる…と
いつになったら、こんな風に
前向きな気持ちになれるのだろうか
できないと
決め付けて、今日もやらなかった
僕がいる