その頃私には好きな人がいて毎晩毎晩その人の事を考えていた
その日の夜は中々寝れなくてやっと眠れたと思ったら
不思議な夢を見た
見たことないような風景
会ったことのないような人
それは見たこともないようなものばかりだった
色んな人がいる中でその中の一人の不思議な格好をしたおじいさんが尋ねてきた
あなたは他の人が今何を考えているのか、誰を好きなのか気にはなりませんか?
私は、気になりますと答えた
するとおじいさんが何か言っていたが聞き取る事ができなかった
かすかに聞こえたのは、
あなたが本当に好きな人の気持ちは…
あなたが本当に好きな人の気持ち?
先が気になったがそこで目が覚めてしまった
ふあぁ〜なんか不思議な夢を見たなぁ
人の気持ちが本当にわかればいいのになぁ
しばらくぼーっとしていると誰かが階段を駆け上がってくる音がした
お母さんだ
あんた早く起きて学校に行きなさい
(全く、めんどくさい子ね)
最初の言葉は普通に聞こえたが、その後の言葉は直接頭に響いてくるゃうな感じだった…