ついに僕は高校一年生になった。幼なじみの湧也や弘貴や侑華はいつも一緒。
僕達4人+侑華の親友の郁香を加えて、一生の思い出が出来た…。
7月下旬今日は終業式であり、通知表や成績表が帰ってくる僕にとって悲しいことでもある。学校が終わり、今から部活だ。「おい、正太、成績どうだった?」と弘貴が聞いてきた。「115位ですけど何か!」と強気で言った。すると、「何キレてんだよ。まっ俺は29位だったけど」と言った。そんな成績よりあいつらのほうがいいだろうがと思った。
「正ちゃん!弘ちゃん!大変大変!!」とものすごいスピードで走ってきたのは、僕の自慢の幼なじみの侑華。可愛いし頭良いし優しい。「どうしたん?そんな急いで」「楽器庫にへんな光が見えるの。みんなに言っても何も見えないって言うの」 「じゃあ、なんで俺達を呼ぶんだ。湧也は郁香は?」弘貴は冷静に聞いた。「郁香はまだ来てないし、湧ちゃんは見えたって!とにかく来て!」
僕たちは楽器庫に向かった。途中で郁香とごうりゅうして行った。
楽器庫に着くと、湧也が待っていた。「正君、弘君、早くこっち!」僕たち5人は楽器庫に入った。僕たちが目にしたものは。
「こ…これは何?」