『君もう来なくていいよ。』
バイト先の店長にいきなりそう言われた。
『えっ!?どうしてですか???』『君まだ16歳なんだってね。悪いけど……』
誰かがちくったんだ………。
しょうがないと思いあたしは家に帰った。
あーもう誰がちくったんだよ…。新しいバイト探さなきゃなぁ…。
『ただいまー。』
えりは帰宅するがレイの姿はなかった。
『そっか…まだ仕事だっけ…』
えりは自分の部屋に鞄を置き
求人誌をながめた。
パラパラ
《いいのないなぁ…インターネットで調べよっと。》
そう思い付きえりは
レイの部屋にパソコンがある事を思いだし
部屋に入った。
レイとはあれから何回も体を重ねていた。
このレイの部屋で…。
『パソコンどこだぁ?』
あたしはいろんなところをかきあさって探した。
そしたらベッドの下の引きだしにあって
パソコンをとった瞬間
ある写真が目に入った。
……………?
レイと
女
『誰…?』
そう思って写真に写っている女を見つめた。
見覚えのある髪
紫がかった茶髪に…ロン毛。
そしてあたしにそっくり。
でもあたしじゃない。
京子さんだ。
あたしは直感した。
続。