もう一度恋をしたいと思った時に君はいない
ズレた時間は永遠にズレたまま
思ったことを思ったままに書き残した日記
にじんだ君の名前
涙を、こんなに……
流したのはこれが初めてだったかもしれない
いびつな形の愛を重ねてきたこのぼくが
真心を込めて傷だらけになりながら
綺麗な球にならなかった綺麗な色にならなかったやりきれない気持ちだけをずっと
秘めてゆく絶望
ゆがんだ君の笑顔
涙を、あんなに……
流されたのはこれで何度目なんだろうか
それだけ真面目になれなかったこのぼくが
優しい香りに包まれた一人の部屋で
真っ白な紙に君からのメッセージを待つよ
……燃やすよ