一方その頃日本各地では凶悪な海賊達が暴れまわり、日本の経済に大打撃を与えていた。
その中でも、角の生えた海賊は、脅威な存在になりつつあった。
まさに体は一人は赤一人は青!鉄の棍棒を振り、巨体を武器にし日本の人々を恐怖に巻き込もうとしていた。
その海賊船を自分の高校に置かれてしまった高校生達は恐怖に襲われていた!そこは全国でもトップクラスの荒れた学校で有名だが、昔の童話でみた赤鬼と青鬼を目の当たりにしては、言葉に言い表せないのは当たり前な反応であった・・・・
『たっ助けてくれ恵理也。。この荒れ果てた高校を治めた恵理也にしか、この危機は救えないよ!』
恵理也『クールじゃないな』
この男子生徒は、教室の椅子に座り窓の外の鬼をみていった!
高校生達は皆が恐怖のあまり、校舎から一歩も出れずにいた!
窓の外では・・・・
赤鬼『なぁ!青!こんな綺麗な時代があるもんなのか!』
青鬼『知らないな。俺にだって初めての体験だし。おっ赤よ人がいるよ!!現代人は旨いかな』
キャスター『ごらんください!誰もが子供の頃に絵本でみた鬼です!桃太郎は実在したのでしょうか!!うっ・・・うわわみんな逃げて逃げて逃げて!!撮影どころじゃねーぞ見つかったぞ。』
青鬼は見た目より俊敏な動きでカメラマン及びキャスターの足を止めた!!!
キャスター『うっうわっ』
青鬼『ぬぬぬ・・・・お前達はまずそうだな・・・・・・女・・・・柔らかい若い女を紹介してくれたら、助けてやるよ』
キャスター『へっへ・・・・』
キャスターはだまって学校の方に指を指したのだ。
青鬼『ほう。あの建物にはそんなに食料が存在するのか?』
キャスター『もっ勿論です。もう新鮮で新鮮で、とびきりですよ』
キャスター達一目散に逃げ出した!
キャスター『けっあそこは、男子校だよバーカ!こっちだって命の危機を何度も乗り越えた男だぞ。』
青鬼はよだれを垂らしながら三階にある教室を覗き混んだ!!
青鬼『若い女はどこだ!!』
高校生たちは皆教室から逃げ出し、教室にいた男はただ一人だった。
恵理也『クールじゃないんだよ!オッサン。肌が青ざめすぎだぜ!!病院紹介しようか???』