キーンコーンカーンコーン
昼休み。
健助は机にしがみついて寝ていた。
ボブ「YO! 寝てんじゃねぇ!!」
ボブの前蹴りが健助の頭に炸裂した。
バランスが崩れイスごと倒れる。
健助「痛ってぇー!!」
皆が一斉に振り返ったが、ボブは気にせずに話す。
ボブ「食堂行こうぜ」
・・・こいつはその為だけに俺を蹴り飛ばしたのか!?
健助「次からもっとソフトな起こし方を約束するなら行くケド?」
ボブ「じゃあお前も授業中寝ない約束をしろよ?」
これを言われると言い返せない。
健助「分かった。行くよ。」
その後理奈も誘って食堂に向かった。
健助「お前ら何食う?」
理奈「あたしオムライスとプリン♪」
ボブ「オレはビーフカレー」
健助「・・・決まってたのかよ・・・いいや A定食にしよ」
オムライス280円、プリン80円、ビーフカレー290円。
そしてA定食。590円。
・・・高い。 まぁ旨いし量があるから良かったのだけれど。
理奈「よくA定食頼んだね。それ食べるのバイトしてる人くらいだよ?」
健助「うるせぇ 知らなかったんだよ!」
理奈「健助は昔から値段とか見ないよね(笑)」
俺が言い返そうとして口を開いた瞬間後ろから話しかけられた。
?「よぉ 何俺らの前でイチャついてんだよ」
そこには金髪の男とツーブロに剃り込みを入れた男が立っていた。