私が小学生のとき
ふとすれ違いにぶつかった人…それが翔との初めての出逢いだった。
私の名前は理那。
今まで人並みに付き合って、
毎日を皆と楽しく過ごしていた。
そうして私は地元の中学校に入学した。入学して半年もたち慣れてきた時に見覚えのある人を見つけた。何故その顔を覚えていたのかも分からなかったが、確かにあの時ぶつかった人だった。
身長は高く体つきは整っていて顔は人並みだった。
『まぁ普通の人だ』
これが私の翔に対する第一印象。
そして後にその人が
教師だと分かる。
…ねぇ。翔。この時にはもう
二人は運命の道を歩いて
いたのかな…
その教師に話かけてみると
とても気があい、楽しくて
毎日のように休憩時間や昼休みに二人で廊下で話したり、
放課後にずっと立ち話を
するようになった。
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