心根?

陣内  2006-06-24投稿
閲覧数[577] 良い投票[0] 悪い投票[0]

一日の授業が終わり、帰る準備をしていると椎名がやってきた。
『おいちょっと待てよ』どこかで聞いたことがあるモノマネをしながら椎名はニヤニヤしていた。『どうしたの?』
『明日カラオケ行かない?』
少し胃が痛くなる感じがした。なぜなら僕は洋楽しか聞かなくて、邦楽は全く聞かないからだ。カラオケで洋楽は歌えるはずがない。
『明日は…ごめん!』
『この前もそんなこと言ってたじゃん。頼むよ〜。寂しいんだよ』
寂しいって、一人が嫌なら他の人誘えばいいのにと思った。
『ん〜わかった!』
本当は凄く面倒くさくて行きたくないのだが、これ以上断ると嫌われてまう可能性があるので仕方なく行くことにした。
『じゃあ詳細は今夜メールで伝えるから』
『わかった。あ〜楽しみだな!』
心にも無いことを言ってしまった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 陣内 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ