高校サッカー
毎年行われる日本一の高校を決める大会
だが出場してもだいたい強い県は決まっている
静岡県や千葉県、九州地方
だが昔はある県も強かった
その県は…
埼玉県である
この物語は埼玉サッカーの変革の物語である
ここは埼玉県立瀬城高校
元、強豪校だ
昔は全国大会にも出ていてJリーガーを何人も排出していたのだ
が、ここ数年は元気がない
大会に出ても県大会で敗れ、まさに潰れかけの会社である
だが、去年は関東大会に出場した
そのときの一年生だった世代が二年生へとなり快進撃を始めようとしていた。
ポーンポーンポーン
1人の少年がリフティングをしている
少年「249,250,251…」
この少年がこの物語の主人公、【椎名涼太】だ。
涼太がリフティングをしていると
スタスタスタスタ
足音が聞こえる
そして校舎の影から1人の青年がやって来た
青年「おーい、涼太、入学式始まるぞ」
涼太「え〜っ、ミヤシゲ、マジ!?」
この青年はミヤシゲこと宮下重國だ
涼太「やっべぇ」
涼太は走って体育館へ向かっていった