遅すぎた出会い

Rico  2008-12-17投稿
閲覧数[135] 良い投票[0] 悪い投票[0]

26歳の冬、最愛の人と出逢った。学は35歳で妻子が居る。世間一般で言う不倫。それまで私は当然結婚してる人は圏外に位置づけしていた。でも彼は、私の心の隙間に自然と入り込み、そして恋に墜ちた。
毎日会いたくて、声が聞きたくて常に携帯を気にしては溜め息をつく。涙をこらえて眠りにつく時も。
何度も出逢ってしまった運命を憎んだ。この苦しみから逃れたくて夢中になれる事を探したり、忙しいフリをしたり…。

私は子供が嫌い。風邪をひいたり学校が休みの日はパパを独り占めするから。デートのドタキャンの理由は大体が子供。それに、彼が離婚出来ない理由も子供。
このままずっとこんな日々が続くのかな。でも別れるなんてありえない。学を失ったら何の為に生きてけばいい?学が居るから頑張れる。学が居たから笑ったり泣いたり、生きる力になった。
でもそれ以上に苦しいょ…会いたいょ…。出逢うのが遅すぎたね…。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 Rico 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ