亜紀は着替えが終わり、美砂達を呼びに行きかけた。テラスでは美砂の甘い声、剛吐との行為が目に飛び込んできた。
亜紀はびっくりしその場を離れみんなのいる応接間へ向かいながら、和馬から亜紀自身への愛情の薄さを感じて少し不安を抱いていた。
｢和馬ってほんとは…。でも、私は和馬が好き言えない‥怖くて、信じたい。和馬の言葉を……。｣
そんな事を考えながら、応接間へ。
和馬
｢アーキ、おせーぞ!!｣
亜紀
｢あっごめん気持ちよかったー佐緒里ありがとね！広いしプライベートプールって感じ!?｣
和馬
｢何その感想お前らしい！｣
亜紀はさっき考えていた気持ちが少し軽くなった気がしていた。
亜紀
｢私って単純だからさ｣
歩夢
｢仲、いいね｣
佐緒里
｢そんな事、いちいち言わなくても、見てりゃわかるでしょ!!｣
歩夢
｢そ、そうだね。あぁ剛吐達は？｣
亜紀
｢いやーもう来るよ、ラブラブしてたけど｣
佐緒里
｢そう、あっ、ある程度数学と漢文やってたからもし良ければ、うつす？和馬
｢ラッキー亜紀数学の方宜しく！｣
亜紀
｢了解｣
バタバタバタバタ
剛吐
｢遅くなってすまん｣
美砂
｢ごめんね｣
佐緒里
｢みんなもう、宿題移したり、やり始めてるよ｣
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