お前が死んで二年…
ゆき…俺はこんなに立派になったよ
それは今から三年前の事
俺は大学を中退し就職もしないで毎日意味もなく街をぶらぶらしていた
友達もいない、
お金もない
毎日生きる意味がわからないぐらいつまらない人生をおくっていた
携帯にくるメールも出会い系サイトからのメールばかり
そのメールにはいつも美人な女の子の写メがついている
携帯が鳴り、メールきたと思いメールをみてみると、またサイトからだ
あたり前のように女の子の写メがついている
『あーあ、こんなかわいい子と一度でいいからやってみてぇなぁー』
『こんなかわいい子どっかにいないかなぁ?』
喉がかわいたと思った達也は近くのコンビニに入った
『いらっしゃいませー』
元気に大きな声をだしている女の人がいる
『うるせえなぁ』
達也は少しイライラしながらその女の方を見る
年齢は多分20歳後半ぐらいだろう、髪が長く目が大きく満面の笑みの彼女に達也は見とれてしまった…