放課後
涼太はミヤシゲとグラウンドに向かって走っていた
涼太「やっべぇ、遅刻する〜(汗)」
宮下「涼太が先生に怒られてたからだろ」
涼太「ごめんごめん」
グラウンドが見えてきた
宮下「おっ、まだ始まってない。ギリギリセーフか!?」
涼太「だね。今ならペナルティは無しだ」
2人はグラウンドに着くといかにも最初からいました、というようにシュート練習を始めた
ミヤシゲがゴール前に行く
ミヤシゲは、ゴールキーパー(以下GK)なのだ
涼太「よぉ〜し、ミヤシゲ、いくぞ〜♪」
宮下「かかってこい。今日こそは止めてやる」
ポーン
涼太がボールを蹴り込む
宮下「らあっ」
ミヤシゲは、右サイドに跳んだボールを追い、ボールに向かって跳んだ
バシッ
ボールがミヤシゲの手に当たり、横に弾いた
宮下「おいおい、今の普通のカーブじゃんか!」
涼太「ナハハ(笑)」
宮下「次は例のやつな」
すると部室から人がぞろぞろとグラウンドに出てきた
涼太「あっ、みんないたんだ。」
宮下「っつう事は……遅刻!?」
すると集団の先頭に神田がいた
涼太「あっ、陸」
神田「遅かったな、涼太、ミヤシゲ。」
宮下「悪い(-_-;)」
神田「まぁ、涼太が朝の事で怒られてたんだろ。今日は新一年もいるしペナルティも勘弁してやる」
2人「っしゃあ、ラッキー」
2人は喜んだ
神田「よし、早速、練習を始める、が、まず一年に俺らが自己紹介する。二年生全員前に並べ」
すると集団から比較的背が大きい16人が出てきた
神田「お前らも早く並べ」
2人「おぅ」
2人も列に加わった
神田「俺を含め、この19名が二年だ。俺が右から順に紹介していく。新一年はよく聞け」