。+:*○  tone poem -音が奏でる恋の詩-*11*

咲川 凛  2006-06-25投稿
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「ど、どうしたの?怒ってんの?」
私は少しためらいがちに聞いてみた。
「べ、別に…ってか…あ、いや、やっぱなんでもない。」
ふてくされ気味にいった言葉は、ちょっと怒り混じりだった…。
「何か、しちゃったかな…?あたし…。」
「べ、別に。うざいのは菊間と啓だよ。」
???何故に?
「そ、そっか…じゃなかった。何で?」
聞いていいのかどうかわかんなかったけど、そっと聞いてみた。
「人が嫌がってることしたり、強引だったりする啓や…。」
「?や?」
「…ま、菊間は、あれだよ。あれ。あ、あ、あああ、ま〜ね。」
勇介ちんぷんかんぷん…。
日本語大丈夫ですかぁ〜????
ま、いっか…。
その後も、勇介はちっとも何にもしゃべってくれなかった。
いつの間にか教室についていて、移動の理科室へ向かっていた。


理科の実験中。
気になって、聞こうとも思ったのだが、なんだか近くに啓もいて、危険だったからやめた。
私の向かいには愼介だっているし…。
「井上?どした?元気ないじゃん…お前らしくないよぉ。なんか悩んでんだったら俺が相談乗ってやるよ!!!」
愼介が元気よく言ってくれた。
心配してくれてんの?
ありがとう…。
「……うん。ありがとう。後で、ゆっくり話すよ。助かる!!ありがとっっ!!」
「…ま、マジで?わかった。後で聞くよ。でも、有料だかんな!!」
「はぁ?有料?!」
「そう。有料。」
「何言ってんの?」
「だから!!なんか、代わりに!!って事。」
「代わり?」
「そう。」
「例えば?」
「おごるとか。」
「あぁ〜そういう事。」
「デート行くとか。」
「はっ?!」
「行く?」
「え、で、と、って、dlfさklf??????」



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