「すっげぇ好きなのに、あんな言い方しかできなくて・・だから今日、改めてもう一度言おうと思ったんだよ。・・・結局こんな事になっちまったけど。」
ヨウ・・
全然知らなかったよ―ちゃんと私のこと好きだったんだ。
そぅ思ったとたんまた涙が溢れだしてきた。愛しい気持ちで胸がいっぱいになって、ギュッとヨウに抱きつく。「ヨウ・・ありがとぅ。ちゃんと伝わったよ。」
「アカネ・・すげぇ好き。」
「私も大好き!」
ヨウの温もりが全てを溶かしていく。あぁ・・このまま死んでもいいくらぃ幸せだ。
「偶然」も「なんとなく」も、すべて「運命」へとつながる。
ドラマの中だけだと思ってた。でも違う。私たちも「運命的に出会い恋に落ちた二人」だったんだね。
気付いただけで、世界は変わる。
ほら、もぅピンク色。