沙兎耶『うまぃうまぃ。ケンタッチー最高。きなも鳥ちゃんも早く食べなよ』
きな『そんな一気に食べたら、喉詰まるよ。はいっ紅茶。』
沙兎耶『ありがとう。所で、ここってきなの家?』
きな『うん。』
不死鳥『ほう。なかなかなスパイスだな!うまい、ケンタッチー初めて食したよ』
沙兎耶『あのイケメンヤンキーはどうなったの?かな』
きな『病院いけって言ったんだけどさ。夜バイトあるからって言ってたけど』
不死鳥『彼も雷の石を持っていたが、どう言うわけだ?沙兎耶以外の人間が過去の鬼を退治するとはな・・・・』
沙兎耶『きっと・・・・きっと桃太郎か何かだよ。』
きな『どうかした?鳥クン?』
不死鳥『まぁ海賊を・・・・浄化』
不死鳥は沙兎耶の鋭い視線に気づき言葉を濁らせた
不死鳥『まぁ悪の浄化の為に石も必要だし、どうだ沙兎耶。彼を・・・・そうだな、海賊の一味に加えては?』
沙兎耶『いいよ。カッコイいし。』
きな『ずっと気になっていたけど鳥クンは空族?らしいけど乗り物はないの?海賊船みたいに。』
沙兎耶『そうそう。海賊達はみんな、鳥ちゃんを空族って!恨みあるみたいだし、仲間は?・・・・・・・・まっまっまさか!!』
私はゾクッとし、食べ終わったケンタッチーフライドチッキンの骨を指差して、不死鳥に謝った
沙兎耶『ちっち違うの!知らなかっただけなのよ。まっまさか鳥ちゃんの仲間だとは知らなかったの・・・ごっごめんなしゃい』
不死鳥『はぁ?』
不死鳥にはなんの事か理解出来ていなかった
不死鳥『私の仲間というか、未来に人間は一人しかいないんだ・・・・・・・・そう。。あのお方しか』
沙兎耶『そっそっそだよね!!へぇ未来は人が一人しかいないんだ。大変だ』
不死鳥『それを防ぐべく、今、過去を浄化し明るい未来を築くんだ』
沙兎耶・きな『うん!!』
沙兎耶『ぅい。美味しかったね鳥ちゃんが鳥ちゃん食べるの巻きだよ。』
不死鳥『はて?』
沙兎耶『フライドチキン?』
不死鳥『チキン・・・・・・・・鳥・・・・ガーーン!!共食いだ』
不死鳥はあんぐりしたまま私達をみていた