ヤキモチな野球少年

ゆう  2008-12-21投稿
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俺は白石友[しらいしとも]
中学2年生。
そして今、俺の隣にいるのは
海沼由紀[かいぬまゆき]
同じく中学2年生。
しっかりしてるようで結構天然(笑)

由紀は中学1年生の夏に
俺の家の隣に引越してきた。

「ゆきーここわかんねぇ」
「えー私数学苦手だよ?」
「いいから」
「はいはい」

今俺は由紀と夏休みの宿題をしている。
本当は野球がしたくてたまらないけど
宿題を溜めすぎたために
終わらせないと外へ出られない…

「終わった〜」
「お疲れ♪」
「ゆき、ありがと」
「いえいえ、それより友
早くグランド行かない?」
「よっし行こう!」
「まって私着替えてくる」
「わかった、外でまってるから」

そういって俺は外で待っていた。
しばらくして由紀がでてきた。
薄い水色のワンピースに
向日葵のついたサンダルをはいていた。

「お待たせ〜」
「いいよ」

俺と由紀は歩いて学校の近くの
グランドに向かった。
グランドにはもうすでに
何人かいた。みんな近所の野球少年だ。
一応チームになっている。
もちろん俺もそのなかの一人。

「あーっ!白石先輩だ」
「オーッス!」
「今からゲームやろうと
思っていたんですけど先輩も、
もちろんやりますよね?」
「当たり前だろ!」
「友!頑張って」

「あれ?白石じゃねーか?」
「あ?石川っ!久しぶり」
「やっと退院だよ」
「よかったな」
「今日ゲーム俺は出れないけど
俺のチームが勝つからな!」

こいつは石川春樹[いしかわはるき]
去年の試合で怪我をして
しばらく休んでいたのだ。
俺の色々な意味でライバルだ。
しかも女子からすごくモテる。

「はるき君久しぶり♪」
「由紀ちゃん!いゃぁかわいいなぁ」
「えー?そぅかなぁ?」

春樹は由紀のことが好きみたいだが
なぜかああゆうのが腹立つ。
なぜ由紀はあんなヤツと
平気で話すかな。

「ゆきー!もういくぞー」
「友まって」

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