世界中では今、日本は話題の中心になっていた。
米国では核により、日本消滅の会議もついに可決され、人類は、戦争への賛否両論で新たなる戦争が勃発し始めていた。
近隣国の北朝鮮への米国の態度は180°変わり日本消滅への同盟を交わし・・・・
一方中国では伝説の四神の封印が解き放たれ、しかし初めて重大な事に気付いた者がいた! 五色に光る神獣朱雀の姿がそこにはなかった・・・。
がっ中国政府は世界の四方向を護るために、残りの神獣を日本へと向けた・・・
西の街。大阪道頓堀!!
彼女は片手に紫の色をした物を持ち、雪のような真っ白な虎に正座して、泣いていた・・・・
『こっここは何処なの〜。』
通行人達は、虎に気づくと警察に通報した
『とっとっ虎が道頓堀を・・・・うゎぁアワワ』
『道頓堀??ゥッウ大阪じゃん、九州の南側に行きたかったのに・・・・ゥッウなんで、こうなるの』
パクリっ
『ああ幸せだ。紫芋おいしぃ』
『おいぉい海結、私の背中が紫になるではないか。』
海結『ごっごめん・・・・ついつい凹むと食べちゃうんだよ。でも食べたら元気になるんだぁ。』
警察『止まれ!!両手を上げろ!!』
海結『えっわたし?』
警察達はあらゆる銃を構えた!! 今日本の警察は対海賊の為、些細な場面でも武器を使用し国民を守るようにと指示がくだっていた 警察『そうだ!日本では猛獣の類は許可なしでは飼ってはいけないんだ!密輸でもしたか!』
海結『してない・・・九州の南側に行きたくてタクシーって手を上げたら、この子が止まったから、乗ってみた?嘘はない。ウルウル』
これをビルの屋上である男は一部始終見ていた。
『キャプテンクマ。シマクマ船長。買って来ましたよ。たこ焼きを。ダシで喰らうんですね』
シマクマ『あぁ。らしいな。』
クルー『どうぞ』
シマクマ『ありがとう。おっ温かく美味ひいなぁ。』
シマクマ『しかし。なぜ中国の神獣白虎が大阪にいるんだ?』
クルー『西の守り神だからかと?』
シマクマ『とんだ勘違いだろ?中国から見たら日本は東側じゃないか?』
クルー『確かに』
海結『ウルウル・・・・誰かぁ』
海結はひたすらに手を上げていた