崖淵斜陽館?

亜樹  2006-06-26投稿
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「寝坊して、しもた〜」
火星第16地区に住むS少年17歳の少年が叫んだ。

地球が、滅亡してか約250年、火星での、生活は、充実していた。

「参ったなぁ」
S少年は、学校と言う所が苦手だった。

「そうだ、オカンが病気にして欠席の連絡しておこうかな。」
しかし、巧く行かなかった。

担任からの電話が来た。「欠席為すぎやで、たまには学校に来てや、なぁ」

S少年「でも、母が急病なんで、行けんのです」

担任「あのなぁ…」
S少年「何でっか?」
担任は、笑った。
「お前のお母はんも、お前もサイボーグやんか、病気に成らんやろ」

S少年「スイマセン、昔の小説読んで、人間らしくしたいと思ってました」

担任「今は、サイボーグでも、人間の心は持って居る、頑張ろうや」

人の軌跡を残す為には、サイボーグの世界しか、答えが無いのだった。

しかし、サイボーグの脳は、人間…

何時かは、人間の世界にしたいのです。



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