優美は、俺が話している内に寝ている。
(あっ!そかッ!この点滴、眠り薬が入っているんだった)
(優美、こうして、見るとかわいいなぁ…)
「浩輔・・・。」
「優美、起きたのかぁ?」「うん。起きちゃあった。」
「まだ、寝てていいよ。」「もう、寝ない。」
「寝た方が、点滴が、早く終わるだろ。」
「ううん。いいの。」
「お前が、言うんだったら、いいけどよッ。」
「でも、眠たくなったら、寝れよー。」
「うん。」
「近くの自動販売機で、コーヒーを買って来るからなぁ。後、少しで夜ご飯が、くるんじゃないか?」
「ほら、きた。」
「ご飯、食べててなぁ。」「うん。」
「すぐ、帰ってきてね。」「おぅ。」
浩輔は、行ってしまった。「なんか、しーっとしてて、怖いなぁ…。」
「食欲もないし………。」「テレビでも、つけよ。」
優美は、テレビをつけよ、として、お腹を少しだけ、ひねったら、最初は、痛っで終わったけど、お腹を戻そうとすると、かなりの痛さが、美優に襲いかかった!!!!!
「いたッ!?」
優美は、ナースコールを押した。
看護婦さんが、「どうしました?」と聞いているのに、優美は、声が出ない。
看護婦さんが、優美の様子を感じ取ったのか。
優美の病室に、急いで行った。
「優美さん、どうしましたか?」
「お腹…が……いた…い。」
「少し、見せて下さいね。」
「芦屋さん、先生を呼んで!!」
「早く。」
「あ、はい。」
「優美さん、先生が来ましたよ。」
「田辺さん、脈拍は、どうですか?」
「大丈夫です。」
「でも、お腹の部分が、腫れています。」
「優美さん、お腹を見せてね。」
「すぐに、手術をしますので、芦屋さん、田辺さん、手術の準備をして下さい。」
『はい。』