俺は自分のベッドの上で泣いた。
怒りと悔しさの涙だ。
「…由紀」
俺は今日初めて
自分が由紀を好きだってことをしった。
トントン
微かなノックの音。
きっと由紀だろう。
「…友ごめんね」
やっぱり由紀が好きだ。
「…入れよ」
ガチャ
由紀が入ってきた。
そして俺の隣にすわった。
「友」
「…んだよ」
「ごめんね。」
「…」
「私は友が好きだよ」
由紀がそういった瞬間、
俺はもう由紀に抱きついていた。
「…友」
「いまさらかよ…」
「友、ごめんね」
「由紀、俺も好きだ、
そしてヤキモチだよ
…人一倍な」
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