2歳年上のあなたは、いつも私より早足で いつも私の少し前を歩く。
どんなに私が急ぎ足で歩いたって、あなたは決して待ってはくれないね。
だから私は、あなたを見失わないように あなたの少し後ろを歩けるように たくさんたくさんあなたに尽くした。
こうやって、この手をずっと ぎゅって握っていてもらえるように…
どうして離れてしまったんだろう。どうしてあなたのそばにいられなくなったんだろう。
あの時は勢いであなたのことを離してしまった。
今度は、あなたが私のことを追いかけてきたね。たくさん走ってくれたよね。
でも私は立ち止まってあげることができなかった…
どうしても離れなきゃいけなかった
あなたといたら自分がボロボロになっていくから
「好き」って気持ちだけじゃダメなときだってあるんだ。
ごめんね…かずき。
2人が いつか同じ歩幅で歩けるようになったら、手をぎゅってして同じ道を歩こうね。
二度と離れてしまうことのないように。
…ずっと大好きだよ