私は高橋美雪。これは、私の親友、五十嵐奈穂¢の話しです。
その日、いつものように私は学校に登校しました。いつも私より早く学校に着ている奈穂¢はまだ来ていませんでした。最初は遅刻かと思いましたが、朝の休み時間が終っても、1時限目が始まっても奈穂¢は現れませんでした。私は奈穂¢が欠席したのかと思い、先生に聞いてみました。すると、耳を疑うような返事が帰ってきました。
私 「先生、今日は五十嵐 さん休みですか?」先 「…五十嵐さん?そん な生徒はウチのクラ スにいないわよ?」
驚きました。生徒が私をからかっているのかと思い、もう一度聞いてみましたが、同じ答えが帰って来ました。クラスの人にも何人かに聞いてみましたが、全員が
「そんな人、知らない」 という答えが返ってきました。
数日後私は奈穂¢が亡くなった事を知りました。
なぜ、奈穂¢はみんなの 記憶の中から消えたのかなぜ私だけ奈穂¢の事を私だけ覚えているのか。
そして、奈穂¢は何者なのでしょうか?きっと、神の使いか何かだったのでしょう。そして、一番の親友だった私にメッセージを残してくれたのでしょう。