いつの間にか、諦めたことばかりが
無くしたものばかりが
増えていく…
それなのに悲しくない
過ぎてしまったことが
すべて綺麗なことばかりみたいに
時々思い出されるけれど
悲しくはなくて
戻らない君も
思い出の箱の中に
ただあるだけ
残された言葉は
残酷でも
時の流れと共に
それさえも消えて
悲しみ一つ残されない
今ある自分が過去になり
未来の自分が見つめている
わかるだろう
いつか消える
誰かが
そう言っている気がした
それでも今を
みんなとバカみたいにでかい声で笑って楽しんで
時に一人で真剣に悩んで
そんな風に過ごしている
何一つ残らなくても
忘れられてもいい
今を精一杯
時間いっぱいまで
ありのままでいられたら