久し振りの合コンだった
しかも僕好みの女性が目の前に座っている…
だが僕はどうしていいかわからなかった
若い頃はなんだってできる気がして
挑戦したのに
今は、やる前から
諦めて
好きな女性に
声を掛けることさえためらっている
こんな僕では…
そう思うのに
彼女に似合うような男にという努力さえ
する気は僕にはなかった
ただ見ているだけ
ただ見ているだけ
なのに、時々目が合うとこわくて僕は目をそらす
そんなこんなで終わった
最高で最悪な合コンも
やはり二度目はなかった