100頭一[2]

ゆー  2008-12-28投稿
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布団に入ってから、
寝たのか寝ていないのか、分らないまま、

あのサイトの事を考えていた。


もうすぐ会社へ行かなければ………

とりあえず、私は仕度をし、玄関を後にした。



エレベーターを降りて。
ふと、1号室を確かめた……


ん?何もない…
いたって普通の玄関だ。

って事は…やっぱり嘘?

そう思いながら会社へ向かう。


私の仕事は、普通のOL。これと言って華やかな仕事ではない。


昼になり、同僚に相談する事にした。

「ねぇ、私、昨日、不思議サイトを見たの…」

「ん?」

「何かヤバイサイト…人殺し…写真もあって、見てしまったの」


「はぁ?それってお金かからない?大丈夫?」

「それは…わからない、でも、マンションの人を一日一人殺すって……、
そのマンションが私のマンションと似ている」

「?嘘でしょ?」

「私も、そう思いたい……、ねぇ、ヒナ…今日、家に来て欲しい…」

「わかった…、また家でゆっくり聞くから」

「ありがとう、ヒナ」


こうして、昼が終り夜になった。

私が先に仕事終わったから、家で待つ事にした。

ちょうど、1号室前を見ると、

明らかに朝とは違う、雰囲気になっている。

「血?」

朝には無かったはずなのに……

もう少し、しっかり見ると…

中には誰もいない、、、

ただ、荒れ果てた室内が見えた…。

私はコワくなり、エレベーターを使わず、

部屋まで急いで帰った。


「ヒナ、早く来ないかな?」

私は独り言を言いながら

待っていた。

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